◯「M-1」翌日の和牛にインタビュー!!
――今日はゆっくりできた?
水田「今日朝ゆっくりでしたね。ちょっとすみません。二度寝してしまって」
川西「ゆっくりもゆっくりやったやん。すごいやん」
水田「すみません」
川西「いやほんまに。もうちょっと上沼さんに怒られたほうがええんちゃう?」
水田「僕やったんすかあれ」
川西「ははははは」
水田「あれ僕やったんすか。一生懸命やったんすけどね。僕やったんすかね」
――今の心境は?
川西「やりきったなという気持ちですね。元々は敗者復活の立場ですから選んでもらって行ききることはできなかったのはちょっとまあ心残りなとこはありますけど、それ差し引いて自分らとしてはもうこの1年やってやりきれたかなと」
水田「そうですね」
川西「うん……いうことじゃないですかね」
水田「うん、なんかよかったなと思います」
――3年連続準優勝しての今回のM-1は二人の中で違いはあった?
川西「1番おっきい違いで言うとやっぱ今年をもう最後にしようかという話をして……」
水田「もうだいぶ早い段階で決めてたんで」
川西「割と計画的に動いたかなっていう。まあしっかりやったかなっていう。うん。感じすかね。……やっぱM-1やるってなったらすっごいやっぱり覚悟必要なんすよね。単純に時間も必要やし熱量みたいなものも必要でまあなかなかやったほうかなと思うんすよ。今色んなお仕事やらしてもらってる中で。だからどれかをセーブしてそこに時間作ってとかも、何でしょう、パズルみたいにやっていかないとだめな状況がちょっともう続きだして、でやりたいことっていうのもあるんですよ。ツアーで例えばそんなに何箇所も回れてなかったりもするんでそういう色んなとこ行きたいなっていうのもずっとあるし、テレビのお仕事とかもお話いただいて。でもこうちょっとM-1のほうに時間を使うっていうことを優先したりとかそういうふうにここ数年は過ごしてきてるから、M-1がなくなったからといってその時間ぽっかり空いちゃうではないからなにか別の動き今言ったようなことですけど」
水田「また違うことにまた注げますよね。時間とかパワーを。いうたらM-1てだいたい3分から5分ぐらいの間で皆漫才で戦いますけど、それ以外の漫才もあるんで。だから僕はM-1卒業してこっからまだまだ面白くなるんやろな漫才がって思いますね、和牛は」
――愛媛県の視聴者に一言
川西「ほんとに応援してくれてはったと思います。大いに力になりました。結果は皆さんの期待に応えることできなかったかもしれませんが、これからも漫才頑張っていきますし」
水田「もっともっとね面白い漫才たくさん作りますんで」
川西「番組はまだまだ続きますのでお世話になります」
水田「お疲れさまでした」
川西「お疲れさまでしたじゃない。……いやほんとに感謝ですね」
水田「ありがとうございます」
川西「これからもよろしくお願いします」
◯上島町「ゆめしま海道」の旅
・弓削島のベーグル店「Kitchen 313 Kamiyuge」でニュージーランドから移住したサムさんの情報を聞き、チーズベーグルを持って「かみじまちょう・ゆげ海の駅」へ
・はじめに声をかけた人「神戸の石井といいます」→川西「異名みたい」
・サムさんの「カタマラン」というヨットに乗り込む。中には立派なキッチンとリビング、さらに奥にはウォークスルートイレ、ベッド、洗濯機。水面が見える覗き窓も。
・サムさんはカタマランの管理者とキャプテンの仕事。
・弓削には2年前に引っ越してきた。現在25歳。
・家族全員でタイに引っ越して、船でタイから日本に行くという旅の途中、17歳で大学に通うためニュージーランドに帰った。お父さんの船が日本に着いて落ち着いた場所が弓削だった。遊びに来たときにいいところだったので自分も住むことにした。
・カタマラン出港。3人は前のネットの上に座る
・帆を出す手伝いとして川西がセイルを回す→風の力だけで進む
・夕日を背景に「もうええわ」を撮影。川西「もうええわ」→水田「もうええんかい」
・今年を振り返る
水田「素敵な今年最後の放送ですよね」
川西「ほんとですね。色々やらしてもろてるけど、これはまた初めてのことやったね。……カタマラン。すごいね初めて乗った。『こりゃタマラン』といったとこかな。それではよいお年を」
川西を指差して水田「あらヨット」
川西「あらヨットじゃないのよ。こんなんで終わられへん」
水田「1年を振り返らんと」
竹内「1月に書いた書き初めの内容はいかがでした? 目標としていたことは」
川西「比較的それどおりにいけたんじゃないかな。『平常心』。……覚えてる? 自分のやつ」
(『客隣己笑』を披露する水田の映像)
水田「まあある程度はできたんじゃないかな。まあここで『できました!』って言うてるようじゃだめやね。満足しちゃだめやから」
川西「だからそれがこの和牛A4のいいとこよ」
水田「そうそうそうそう」
川西「あくまで質を高くする努力はしつつ満足しきったらあかんね。自分らで『A5』やって言った日にはそんなもん伸びないそんなやつ」
水田「そうそうそう」
川西「あくまで僕らは『A4』ですよっていう。ま、ずっと見てくれてる人からしたらたまにいや『A2』ぐらいのときあるよって思われた可能性も」
水田「でも『A2』がうまいときもあるからね」
川西「はははは。甘いなあ自分に」
水田「スーパーとかあるやん。豚こまとかがおいしいときあるやん肉買うとき」
川西「甘いなあ。太るときずるずる太るタイプやわきっとな」
・20市町中15市町訪問
竹内「愛媛の印象変わりました?」
水田「どんどん好きになってる。付き合うほどどんどん好きになっていく彼女みたいな感じかな」
(船のエンジン作動音)
川西「さすがっすねエンジン付きましたよ」
水田「船も反応したな」
川西「船が『フゥー↑』って言ってるから今。『フゥー↑』」
水田「さすがやなー。今『A3』ぐらいです」
竹内「来年もどうぞよろしくお願いします」
2人「よろしくお願いします」
川西「では皆さんよいお年を」
◯エンド5秒「もうええわ」
もうええわ→水田「ほんまはよくないねん」
撮影地:弓削島海上カタマラン