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2019年7月6日土曜日

第64回 吉田中学校

○被災地宇和島市立吉田中学校へ
・シンデレラのネタ
・和牛に質問
生徒1「吉中生を見て思ったことを一言で 3、2、1!」
川西「ちょっと待ってちょっと待って」
水田「何を見て? 何を見てって言ったん?」
生徒1「吉中生を」
水田「よしちゅうせい? 吉中生な」
川西「矢野くんめっちゃしかけてくるやん」
生徒1「いきますよ」
川西「なんでそんなに追い詰めてくるん」
生徒1「3、2、1! どうぞ」
水田「めっちゃ年下やな」
川西「でもええ子らやな」
水田「元気でいい子やなっていうのがね」
川西「ちゃんと話聞いてくれてるなって思った」

川西「ずっと1番前でねええとこで見てくれてたもんね」
水田「何年生?」
生徒2(柔道部)「中1です」
水田「高1ではないよな絶対」
生徒2「何歳ですか?」
水田「あのさ質問ないんやったら手挙げたらあかんで。だって『えーっと』って言うてたもん」
川西「今んとこ1人1質問になってるからそれで終わりになるけど大丈夫?」
水田「ええな」
川西「OK? OK……まあでも知らんかったら気にはなるよな。何歳に見える?」
水田「1番しょうもない。おっさんに何歳に見えるって」
生徒2「30」
川西「30? どっちが?」
(川西を指差す生徒2)
川西「こっち30な」
水田「こっち30……名前も知らんふふ……こっちは?」
生徒2「35」
水田「35? ファイナルアンサー?」
川西「惜しいなあでもなあ」
水田「惜しいな」
川西「35」
生徒一同「え?」
川西「35」
水田「と39」
生徒一同「えーー?!」
川西「だからもう皆のお父さんぐらいの可能性出てきてる」
川西「でもなあまだまだ若いけどいつかなるからな。それまでにな、楽しく毎日過ごせてたらいいな」
水田「いい一本背負いを見つけられる自分のな。自分の中のいい一本背負いを見たいね」
川西「柔道例えばこの先もしやめたとしてもそれに変わる何かを見つけてその何かの中での自分の一本背負いを見つけてほしいね」
水田「もう10分ぐらいしゃべってこの子座らせんとこ」
川西「一本背負いしにくるやろ多分」
水田「OKありがとう」
川西「ありがとう」

生徒3(卓球部)「私は将来人と関わって笑顔にする仕事に就きたいんですけど和牛さんのような人を笑顔にさせる仕事に就いてる方に少しお伺いしたいんですが人を笑顔にする上で大切なことを教えてください」
水田「大切なことって何なん?」
川西「大切なこと。人を笑顔にする……自分も楽しむことかなー? 自分がしんどそうやったりしたらやっぱり。まずはね自分が楽しめる、笑顔になれる。そこからじゃないかな?」
水田「あと思いやりかな。やっぱ人を笑わそうっていうことを仕事にしようなんて人は優しい人じゃないと絶対できないから」
生徒3「すごく優しいです」
水田「じゃあ大丈夫や」
川西「いいよ。自分で言えるってことは素晴らしいからね」
水田「そう。その気持ちをずっと持ってくれてたら大丈夫。俺らもずっとその気持ち持ってやってるから」

水田「じゃあ行く? 何年生?」
生徒4(野球部)「2年生です。今年のM-1で優勝できると思いますか?」
水田「あー」
川西「なるほど」
水田「そうやねえ」
川西「まあ毎年する、できる思てなやってはいたけどな」
水田「する思ってできてないから今年あんまり考えんようにしてるんやけどね。でも周りが言うには、あのー……するって言われてるね」
川西「ははははは。周りが言うてたことを今自分の口から言ってる。まあでも楽しもうとは思うよね。あの場に出てまず漫才ができるかどうかっていうまずそれがすごく1個ね光栄なこと幸せなことやから、とにかくあの場でいい漫才をしたいなっていうシンプルな気持ちで。野球やってるやんか。『次の大会絶対優勝するぞ』とか『絶対にホームラン打つぞ』って思うのもいいやろうけど『1打席1球1球大事に見極めてバット振るぞ』『野球楽しむぞ』ぐらいの気持ちで今僕らは、君が野球に取り組んでるんやったら僕らも漫才に取り組んでるって感じでね」
水田「だから楽しんで野球やってほしい」
川西「そうそう
水田「1回の表、2回の表、3回の表終わるたんびに審判と握手するぐらいにね。『いい試合っすね今日』って言えるぐらい楽しんでやってほしいな」
川西「暑苦しいやろうけどなちょっとな」
水田「そういう感じやね」

・生徒一同 学校の応援歌「若い力」を歌う
水田「すごい」
川西「すごい迫力や」
水田「すごいパワーもらった」
川西「若い力や」
水田「これは吉田町の歌なんかな?」
川西「この学校の?」
生徒「応援歌」
水田「いやすごいすごい」

・終了後
前を歩く水田を見て川西「背中でかいっすわやっぱ。もう十分笑い取った後の背中やっぱでかいっすわ。すごいわあの人。行きより胸出てますわ。笑い取ったあとで膨らむんでしょうね」
竹内「すごいパワーでしたね」
水田「すごいパワーでしたね。若い力をもらいましたね」
川西「すごかったよ。なんかビリビリ、空気ちょっとビリビリビリってなったよ」
水田「空気が震えるとはあのことやね」


○大洲市内を走行中気になる名前の川が

水田「面白い名前の川やな。なんて読むんやろ」
竹内「どこですか?」
水田「一級河川。矢に落ちるに川(矢落川)。誰も知らない? なんかでも絶対 戦 関係の名前やん」
川西「うわー」
水田「知りたいな由来知りたいわ」
川西「矢落川の由来じゃあ予想して」

川西「あの辺りで昔 戦があり、だいぶ時間が経ってから川底からものすごい数の矢が発見されたから」
水田「この辺で戦があったときにこの近隣の人達も駆り出されて、で、敵を川の手前まで追い詰めたんやけども普段戦やってない人達やったから下手すぎて当たらんと全部川に落ちちゃったん矢が。で、それが残った、川に。だから矢落川」
スマホで調べた竹内「一説によりますと戦国時代川の両端の出城が敵に攻められたときに作戦を記した矢文を対岸の出城に飛ばしたのですが運悪く川に落ちてしまいその城が落城して川は矢落川と呼ばれるようになった」
2人「へぇ~」
水田「ちゃんとあるねストーリーが。他に方法なかったんかな。『矢が届かへん』で諦めたらあかんやん。『あー伝わらんけどしゃあないかー』で城落ちるやん、だって。矢も落ちたし城も落ちたしでかかってるわけや」
川西「そういうことや。……腑に落ちたしっていうのもかかってるよな今の話聞いてると……こんな空気なる?」
水田「ふふふふふふ。いや今のは俺が悪いよ」
川西「そうやんな」
水田「そんな空気にしたもん」
川西「そうよよかった。あぶねえ。俺が悪いか思た」
水田「ちがうちがうちがうこんな空気にしたれ思て」
川西「なんでしたれと思ったんや」

○エンド5秒「もうええわ」
水田「土嚢ってええもんなんですか?」→川西「どのええわー」
撮影地:玉津地区ボランティア作業現場